Q:分娩はやはり自然が良いのですか? - レディースクリニック服部
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Q:分娩はやはり自然が良いのですか?

はい、そう思いますが~
 
分娩とは何百万年もの間、自然に行われてきました。
科学の力が介入してきたのは、ほんの最近のことです。
『案ずるより産むがやすし』と言います。
「心配なことはいろいろあるが、結局はうまくいくものだ」という意味ですが、
まさにその通りでしょう。
 
でも出産をひかえた女性がいろいろ不安を感じたのも事実です。
うまくいかずに赤ちゃんや、場合によっては産婦の命まで危なくなることがあります。
われわれ産婦人科の役割は、それを事前に察知して手を打つことにあります。
 
自然に待つのは一番良い方法ですが、
陣痛があるのに産まれない時間が長くなると、
子宮の筋肉が疲労して、赤ちゃんを押し出すだけの強さを失っていくことがあります。
このままでは、赤ちゃんの生存に関わることも起こりやすくなりますし、
産まれたとしても、産後の子宮収縮が弱くなり、
そのために出血がとまりにくく、母体の生命が危険となることもあるのです。
このような事態の発生は、分娩時間が長くなると、
起こるかもしれないと予想はされるのですが、
『何時間以内なら大丈夫』というような基準はありません。
起こってしまうまでわからないこともあります。
 
お産とは「強引な手段は危険がある。自然に待つのが一番良い。
でも待ちすぎて危険なこともある」と覚えておいてください。